『新体皇国史』における洋学(2)

この教科書全17章の章題は以下の通りです。各章には皇国史観の特徴を示す小見出しが見られます。それらを( )のなかに抜き出してみましょう。

第一章  肇国と国体の精華
       (天地開闢 天孫降臨 三種の神器 天壌無窮の神勅         肇国の宏遠 世界無比の国体 現御神 祭政一致
        君臣一本)
第二章  社会組織と国民道徳
       (家国一体・忠孝一本 神祇崇拝)
第三章  大陸文物の摂取と其の成果
第四章  政治改新の精神と統一政治
第五章  国風文化の発生
第六章  政治の変遷
第七章  武士の勃興と武士道
       (武士道と尊皇心)
第九章  武家文化
第十章  社会の革新
       (尊王・敬神思想の発揚)
第十一章 邦人の海外発展と西洋文化の伝来
第十二章 封建制度
第十三章 経済の発展
第十四章 文教の発達
第十五章 勤王思想の勃興と明治維新
       (勤王思想の醸成 儒教と勤王論との関係 国学と勤
        王論との関係 国史の認識と勤王論との関係 神武
        天皇の御創業に基く王政復古 尊王攘夷論と佐幕開
        国)
第十六章 立憲政治の確立と自治制度の発達
第十七章 現代に於ける経済文化の進展
第十八章 国民の覚悟
       (東亜に対する欧米の意欲 皇国の世界史的使命
        大東亜共栄圏の確立)