つられて何となく tonsaの由来

昨秋、Google Book Searchを初めて本格的に検索し始めました。これまで現地へ行かなければ閲覧できない古書がかなりのヒット率で、ネットで検索閲覧、ダウンロードまでできることを遅まきながら知りました。恥ずかしいことですが。

最近、ARG主催の京都集会に出かけ、図書館、博物館、資料館でデジタル情報に関係している皆さんの発表を聞きました。発表者がほとんどブログを持っておられて、さっそく、集会の模様を日記に書き込んでおられました。そこでコメントを寄せてみたのですが、どうも自分のブログを持った方がよさそうだ、と感じた次第。Hatenaの存在も知らなかった自分が、つられて何となく、この日記を始めました。

最初は何を書こうかな。tonsaの由来にします。
西洋古版地図に現れた日本の地名で、TONSAとは土佐のこと。土佐は豊後とならんで、キリスト教布教の有望地であったので、古版地図では特別に大きく扱われています。30代を土佐で過ごし、そこで牧野富太郎の旧蔵書(牧野文庫)に親しみました。書物と酒の楽しい想い出をこめて、この日記の名前にtonsaと冠したわけです。